中級編(6級から茶帯まで )

習得内容と留意点

作法
  • 初級編に同じ
基本
  • 立ち方
    形の習得に伴い、新しい立ち方を覚える。
    半身後屈立ち、猫足立ち、基立ち等
    ※ワンポイントアドバイス
    半身後屈立ちは、尚空連の形すべてに出てくるのでしっかり覚える。
    床の目印を捜し、両足で直角を作り、前足は3足分前に出し、主に後ろ足で体重を支える。
    猫足立ちも、床の目印をさがし、30度前後の両足の角度をとり、後ろ足一本で体重を支え、両膝が開かないように心掛ける。
  • 準備体操、ストレッチ
    初級編に同じ
  • 基本の突き蹴り
    初級に同じ
  • 受け
    初級編の受けのほかに、
    手刀受け、背刀受け、腕受け、掛け手、押さえ受け、振り受け
    ※ワンポイントアドバイス
    手刀受けは半身後屈立ち、もしくは猫足立ちで行うが、受ける前はへそを正面に向け、受ける瞬間に腰を切る。肩の動きは動作に伴い自然に動くことが良い。
  • 打ち
    裏打ち、背刀打ち、手刀打ち、肘打ち、拳鎚打ち等
  • 移動基本
    習得した受け・突き・蹴りを移動しながらおこなう。つまり、形や組手につなげるためのものである。
    順突き → 逆突き → 前蹴り → 下段・外・揚受け → 四股突き → 手刀受け → 横蹴り → 猫足蹴り
組手
  • 約束組手
    ① 左後方に身体を移動し、前屈立で下段払い →左中段突き
    ② 右後方に身体を移動し前屈立ちで左下段払い → 右上段手刀打ち
    ③ 左横に体を移動し、猫足立ちで右下段払い → 右猫足蹴り
    ④ 真後ろに左足を半歩後退し、歩み立ちになり左押え受け → 右裏打ち
    ⑤ 右足を軸に後ろに180度回転し、右振り受けをしながら並行立ちになり→猿臂
  • 連続技
    上段刻み突き → 中段逆突き    上段刻み突き → 前蹴り
    上段追いつき → 上段逆突き(逆突き→逆突きにも変化する)
    刻み蹴り → 突き(上段刻み突き、中段逆突き)
    ※ワンポイントアドバイス
    すべてそうであるが、一本目がすべてである。思い切りよく素早く技を出すことが守りにもつながる。
    前蹴り → 上段追い突き
    ※ワンポイントアドバイス
    相手と反対構えの時に有効である。受け慣れていないこと、距離感が掴めない、蹴りが見づらいことなどが大きな理由であろう。
  • 幼児から中学1年生までの形
    紫帯 平安 ( ヘイアン ) 五段
    緑帯 腕秀 ( ワンシュウ )
    茶帯 慈允 ( ジイン )
  • 中学2年生以上の形
    8級 平安 ( ヘイアン ) 二段
    7級 平安三段
    6級 平安初段
    5級 平安四段
    4級 平安五段
    3級 腕秀 ( ワンシュウ )
    2級 慈允( ジイン )
    1級 四方公相君 ( シホウクーシャンクー )
  • 帯の色について
    当道場では、幼児から中学1年生までは“子供”とみなしている。
    したがって、大人とは異なり級と級の間に補をいれている。
    つまり、ランクが大人の倍設定されている。
    紫帯 6級補 ~ 5級
    緑帯 4級補 ~ 3級
    茶帯 2級補 ~ 1級
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